ゆりゆめ堂
同人サークル始めました。ニコニコではゆりゆめPの名前でノベマスを投稿しています。百合が大好きです。
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ガンダムAGEの小説版が面白すぎる!
絶賛放映中のガンダムAGEですが、このアニメはホント色々と斬新すぎてついていけない面があるんですよね。
まあ一言に要約すると・・・


強いられているんだ!



という感じで。
あまりにも唐突な台詞や矛盾、それらを一切スルーして強引に進むストーリー・・・。
ガンダムが云々というよりも、すでにストーリーがかなりファンタジックな事になってるんですよね。
まあ、それはそれで楽しめるんですがw

そんな感じで、最初はガンダムAGEの小説版には全然興味がなかったんですよ。
元のアニメが残念だから、どうせ小説になっても面白くないだろうって思って。
ですが、2chのまとめサイトでガンダムAGEのスレが上がってて、俄然興味が出てきました。

なんと小説版は、設定に肉付けをしてアニメのトンデモ展開に全部修正が入ってるらしいんです!

それを聞いて、これは是非読んでみなければ、と思って買いました。


いやー、凄い。
ガンダムAGEの小説版は、まさしくガンダムっぽいのです。
コロニーが襲撃されて、容赦なく蹂躙されていく人々をきちんと描写しています。
そして何よりも、アニメではなんちゃって軍隊な連邦軍の描写にも力が入ってます。
アニメでは、連邦軍の基地にジェノアスが数体しかないような感じでしたけど、小説ではちゃんとモビルスーツ部隊が存在するんですよ。
しかもその中に、主人公のフリットがほのかに憧れていた女性パイロットがいたりして、しかも容赦なく殺されちゃったり。
戦渦に巻き込まれる絶望感がヒシヒシ伝わってきます。

そして設定の肉付けも素晴らしいのです。
アニメではファーデーンというコロニーに到着してから、「モビルスーツは所持が禁止されてるのに」なんて台詞が出てくるんですよ。
正直これは「?」って思いました。
だって連邦軍はジェノアスを運用してたじゃん。
それなのにモビルスーツが禁止されてるってどういう事?って。
全然説明なしに設定が出てくるから、見てる方も混乱しちゃうんですよね。

小説版ではそこら辺の理由付けも丁寧にされててビックリしました。
設定では、コロニー国家戦争のあと、全ての兵器に関する技術を放棄する”銀の杯条約”が締結されているのです。
ですが14年前、スペースコロニー”エンジェル”がUEの攻撃によって壊滅した”天使の落日”以降、各コロニーは自衛手段の獲得を理由にモビルスーツを配備していった、とされているのです。
そしてアニメでは説明されていない事なんですが、そうやってなし崩し的に様々な勢力が武装化していったため、連邦軍に反感を持つ勢力は武力蜂起したりして・・・。
連邦政府としては、コロニー国家戦争以降は恒久平和が訪れたという事にしているから、それらの武力蜂起を秘密裏に処理しているのです。
フリットたちのように他のコロニーの住人には、そんな地域紛争のニュースすら流れてこないような情報操作までされていて・・・。

そんな設定が、実はウルフ・エニアクルの”連邦のエース”という肩書きに繋がっていくんですよ。
アニメでは「元レーサーなのに何で連邦のエース?」という疑問は謎のままだったんですが、小説版でウルフはこのように地球圏各地で起こった紛争を鎮圧してきた事で得た称号だったというのが明らかになるのです。
アニメじゃだだの戦争好きの変態だったウルフさんが、小説版だとこんなに重みのあるキャラクターになるんですからビックリです。

ビックリと言えば、小説版のラーガンさんが格好いいんですよ!
アニメ版じゃ出撃前に怪我をしたり、なんかヘタレなイメージしかないですけど、小説版じゃ頼りになる兄貴なのです。
フリットの事を思いやって、大人の判断が出来るナイスガイ!
そんなナイスガイぶりに、ウルフさんもラーガンさんの事は「相棒」と呼んだりしているのです。
アセム編では出番がなくなったり、かなり冷たい仕打ちを受けるラーガンさんですが、小説版ではアセム編でも出てきてくれて嬉しかったですw

さらにビックリと言えば、小説版には「強いられていたんだ!」がカットされていますw
アニメのあの話はかなり無茶だったからなぁ。

イワークさん、ザラムとエウバの戦闘にぶち切れ
     ↓
工作用のモビルスタンダードで戦闘に介入
     ↓
フリット、ガンダムを呼び出して戦闘に介入
     ↓
UEが乱入してきてザラムとエウバのモビルスーツ撤退
     ↓
フリット、UEを撃退するも、ザラムのモビルスーツに拘束される


うん。あらすじを書いてるだけで何だか無茶ぶりだぞw
大体現地の紛争に軍のモビルスーツを使って介入するのはまずいだろ。
軍事作戦でも何でもなく、フリットの私的な理由でガンダムの運用とか!

こんな風にアニメでは突っ込み所満載なんですが、小説版はこんな風になります。


イワークさんの娘がザラムのエウバの戦闘に巻き込まれたかもしれない
     ↓
イワークさんとフリットが現地に到着するもガレキが邪魔をして救出作業ができない
     ↓
フリット、近くにあった工作用モビルスタンダードをAGEデバイスでハッキングして操縦する
     ↓
無事救出活動は成功するけど、一向に戦闘をやめないザラムとエウバにフリットぶち切れ
     ↓
工作用モビルスタンダードでザラムとエウバのモビルスーツをなぎ倒す
     ↓
メンツを潰された両陣営はフリットを拘束しようとするも、ラーガンさんが出撃して戦闘行為を休止させる



ずいぶん自然な流れになってますw
アニメではフリットがガンダムを私用に使いまくりですけど、小説版ではそんな無茶な事が一切ないんですよ。
あの面白展開のアニメが、ちゃんと理屈に沿って説明されると面白くなるんですよね。
これはホント大発見ですよ!

その他にも、アニメじゃマッドーナ工房が作ったGエグザスが高性能過ぎて「もうAGEデバイスいらなくね?」って感じだったんですけど・・・。
小説版じゃ、マッドーナ工房は元からブルーザー司令からUEに対抗できるモビルスーツ開発の依頼を受けていて、ガンダムの実験データを受け取っていて、UEから持ち込まれたモビルスーツからもちゃっかり技術を盗み出してるんです。
なるほど。それでGエグザスがガンダム並みの性能を発揮できていたのも納得ですね。


そんな感じで、アニメのトンデモ演出や設定を小説版は全部修正してるんですよね。
大筋はアニメと変わらないのに、凄く面白いのです。
文体も大河ロマン溢れる重厚な感じなので、読んでてわくわくしますね。
日野さんが100年の戦争という大風呂敷をぶち上げた時はどうかなぁって思ったけど、こういう大河ロマン溢れる感じに演出すると活きてきますね。
なるほど、ガンダムAGEの企画意図はそこにあったのか。
・・・アニメではそれがサッパリなのが残念ですがw

いやー、ホント小説版は面白い。
むしろこれをアニメ化した方が良かったんじゃないかな・・・。
そんな風に思っちゃいますねw
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