ゆりゆめ堂
同人サークル始めました。ニコニコではゆりゆめPの名前でノベマスを投稿しています。百合が大好きです。
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りょうゆめで百合っぽい話4の解説 その2



そういえば震災とかがあって百合っぽい話4の解説が中断していたのを忘れてました。
ちょっと長い文章を書く気分じゃなかったりしたからなぁ。
まあ、そんなわけで解説を続けようかと思います。

4話目。
3話の最後で思わぬ告白をしちゃった夢子が狼狽えまくっている話ですね。
でも、涼の方は夢子の「好き」を友達として好きとしか認識してなかったので、ある意味で夢子は命拾いをしているというかw
涼との台詞シーンは、動画にしたときに付け足しました。
シナリオでは夢子のモノローグだけだったんですけど、それじゃあちょっといっぱいいっぱいな夢子と普段通りの涼を表現できてないかなぁって感じたので。

あと、ここで使ってるボーカル曲は『パンティ&ストッキング with ガーターベルト』のサントラに収録されている『CHOCOLAT』という曲です。
パンストのサントラの出来が良くて、とりあえず使ってみたかったから使ってみただけですけどw

あ、でも実は、百合っぽい話4で使ってるボーカル曲って全部恋愛を歌った曲を選んでいたりします。
夢子の無自覚な恋心を曲で表してみる的な?
まあ、誰にも気づかれてなかったわけですけどw

4話は百合っぽい話4では一番重要な話になっています。
今まで無意識に涼の事を好きだったんですけど、その感情を自覚するという。
で、どのように夢子に思い知らせるかというのは、実は結構悩みました。
涼に告白した直後は混乱しているから、すぐに涼を好きだと自覚するのはちょっと違うなぁ、って思ってたし。
そこで、あずささんを再登場させることにしました。
当初の予定では、あずささんの出番は1回だけだったんですが、夢子が自分の気持ちを自覚して、不安定な夢子を支えてあげる必要が出てきたので。

これは正解でした。
あずささんに話をするという過程で、自分の本当の気持ちを自覚するという演出にもできましたし。
それに、意地っ張りな夢子があずささんだけには弱いところを見せているというのも描きたかったんですよね。
思いつきであずささんの再登場を決めたけど、こんなに色々やりたい事がハマるとは思わなかったな。

4話の終わりでも引きを考えて作ったんですけど・・・2話や3話に比べると弱いですよねw
ここはもうちょっと良い方法がないか考えないとなぁ。


5話目。
ぶっちゃけ伏線回収回ですw
夢子の電話に涼が出なかった真相を一応ここで明らかにしておこうと思いまして。
涼的にはただ電話が使えなくなっちゃったってところですけど、夢子的にはちょうど心が弱っていた頃だったから色々とマイナス思考になっちゃったり・・・。
でも、現実とかってこんな感じですよね。
案外相手はそういう意識とかなくて、自分だけネガティブな方ネガティブな方へ考えてただけってw
そういう、百合っぽい話4で繰り広げられてきた夢子のモヤモヤを解消するイベントでもあったわけです。あの手紙は。

そしてレビューシーンです。
ここは百合っぽい話4の見せ場として考えてましたけど・・・詳細はシナリオを書きながら考えてましたw
当初の演目は「ロミオとジュリエット」の予定でした。
でも、当初から涼の出演するレビューを見て、夢子が何かを感じるシーンに仕上げたいと思っていたのです。
そうなると、ロミオとジュリエットでは夢子が感情移入できない事に気づきまして・・・。
手紙のシーンは比較的簡単に書き上げたんですが、このレビューシーンは本当に難航しました。

涼の演技を見て、夢子が衝撃というかショックを受けるにはどんな演目がいいのか・・・。
夢子が心に秘めている事を、涼が物語の上で語ってくれたら夢子はどう思うだろう?
そうやって考えていくと、もうこれは既存の演目を探すより自分ででっち上げた方が早いな、という事に気づきましたw
そこでヒントになったのは、ゲーム原作にもある、涼と真の演劇特訓の話です。
あのコミュでは涼が吸血鬼の演技をしてるから、これを下地に色々考えたら面白いんじゃないかと思ったのです。
そういう原作ゲームのネタも拾いつつ、自分なりの劇中劇を繰り広げられたら!

そんな感じに、人間になりすました吸血鬼の涼が、彼女を人間と思って愛してしまう王子様の真の話が思い浮かびました。
かなり厨な設定だったので、これがみんなに受け入れられるかどうか心配でしたけど・・・叩かれずに済んでる所を見ると受け入れられたようで何よりですw
でも、これは動画を組む際にシナリオをかなり替えました。
劇中劇のあらすじは変わってないんですが、夢子にあらすじを説明させるという手法を使ったので、動画にするとどもうテンポが悪くなってしまったんですよ。
しかも劇中劇の設定なんて、シナリオを書きながら後付で設定してますからねw
お世辞にも良いシナリオにはなってませんでした。
動画を組む際に、そこら辺を色々削ったりわかりやすい表現でまとめたり、と地味に苦労しました。
でもその甲斐あって、良いシーンにはなったんじゃないかなぁ、と自画自賛してみたりw

そしてどうしても入れたかったのが、涼が演じる吸血鬼の葛藤を語るシーン。
本当は吸血鬼であるのに人間の振りをして愛している人を欺いている・・・そんな罪悪感を告白するシーンは絶対入れたかったのです。
コメントに「吸血鬼を男に入れ替えたらまるっきり涼の状況だな」というのがありましたけど、まさにその通りです。
このシーン、シンプルな割にはかなり複雑な想いを語らせてるんですよね。
まず、演じている涼とっても、現実とリンクしているような錯覚を覚えさせてます。
演技で秘密を抱える罪悪感を告白しながら、現実には今この時も人々の目を欺き続けているという・・・。
公演が終わった後、夢子に演技の事を指摘されて複雑な表情をしていたのはこのためです。
そして夢子にとっても、自分の想いを伝えたいけれど同性に伝えられない葛藤を抱えているわけです。
まあ、夢子側の心情は動画内で語らせてるので、敢えてここでは書きませんが。
そういった複雑な状況をシンプルな構成で表現できたという意味では、百合っぽい話4で一番描きたかった部分を表現できて満足しています。

そして夢子の2度目の告白です。
実は「恋愛対象として好きなの」という台詞は、夢子自身が前回の告白に学んだ結果といいましょうかw
前回、「好き」と言っても涼には友達としてしか認識されていなかったので、わざわざ「恋愛対象として」と入れてます。
案外夢子さんはやり手なのかもしれないw

5話の最後では、また立ち絵を使いました。
いやー、まさか立ち絵を使うだけでこんなに効果的な演出になるとは思わなかったなぁ。
元々百合っぽい話で夢子の立ち絵を使わなかったのって、涼をヒロインとしたギャルゲーのパロディと作業効率を上げるため、という極めてどうでもいい理由から始まってたわけですがw
百合っぽい話では夢子の立ち絵を使わない事が芸風になっていたので、重要なシーンで立ち絵を使うだけでこんなに雰囲気が出るようになるとは思わなかった。
ちなみに歪氏のこの夢子を採用したのは、通常の夢子の立ち絵じゃ微妙な表情が表現できなかったからんですよね。
不安だけど優しい気持ちになっている顔、というのが通常の表情にはなかったので・・・。
ただ、この夢子は通常のと違って等身が高めになってるから使い所が難しいですよね。
まあ、今回はラストのシーンにだけ使うから、そういう兼ね合いは考えずにやりましたけど。


そして最終回。
これは僕の考える疑似百合に対するひとつの答えを書きました。
元々疑似百合は、男である涼が性別を偽って、女の子から女性として好意を寄せられるという複雑な心境が売りのジャンルだと思うのですよ。
そんな二人が相思相愛になるには、涼が男性である事を告白する必要が出てくるわけです。
事実、他の方の疑似百合動画でハッピーエンドを迎えている話は、全て涼が男性である事を相手に告白していますし。

確かに僕も、涼と女の子を幸せにするには、涼が全ての秘密を相手の女の子に話さないと成立しないと思っています。
でも、他の人がやってきたことを僕が繰り返しても面白いのか?
そんな気持ちが、実は百合っぽい話4の構想当初からありました。
せっかく腰を据えて百合っぽい話をやると決めたのだから、他の人と同じ事をやっても面白くない。
だったら、ゆりゆめPらしい解釈で疑似百合のひとつの結末を考えてみよう。

そう思って出来たのが、あの結末です。
疑似百合は疑似百合のままだけど、お互いにその好意を認め合っている、というのがポイントなのです。
確かにこれは歪な恋愛の形だろうけど、そもそも百合の本質ってそういう背徳感にある気がするんですよね。
だからこの場合、夢子は同性を好きになっているという背徳感を涼と共有している気になっているけど、涼は涼で性別を偽っているという背徳感を抱えたままだという・・・。
あんまりハッピーな関係ではありませんが、たぶん二人にとってはそれが幸せの形ではあると思うんですよね。


疑似百合ではあるけど、百合的な部分に落とし込む・・・それが僕の考えた疑似百合に対する答えでした。


ふたりの恋愛的な結末を期待するのではなく、百合としての関係を重視しているとでも言いましょうか。
そういうのが一番美味しいと思うのでw

でも最終回で気を遣ったのは、疑似百合のまま終わるという結末を迎えるまで退屈させないって所だったりします。
ただ「やっぱり疑似百合のままでした!」
じゃ誰も納得してくれないでしょうしねw
最終回らしい盛り上げを組み込んで、最高の形で結末を迎える・・・そう意識しながら最終回は作りました。

まあ、涼が夢子に男性だと告白させなかったのは、原作との兼ね合いもあってってのも大きいですが。
一応百合っぽい話は、全てのエピソードは独立してるけど、どれも原作ゲームからもしかしたら存在するかもしれないルート、という位置づけで書いてますからね。
そういったスタンスで書いていたので、涼がカミングアウトするという選択肢は最初から考えてませんでしたがw

だけど、百合っぽい話4は涼が成長し過ぎちゃったからなぁ。
本来ならBランクで気づくべき事に、夢子とのやりとりで気づいちゃってるんですよね。
まあ、2次創作だからそこは細かく考えなくてもいいかw


振り返ってみると、百合っぽい話4はゆりゆめPがやりたいと思った事を全て出来た満足ある内容でした。
念願である、引きのある繋ぎ方も出来ましたし。
・・・まあ、再生数は振るわなかったけどねw
でも、持てる力は全て投入できて、個人的には大満足でした。
以上を持って百合っぽい話4の解説を終わりたいと思います。
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