ゆりゆめ堂
同人サークル始めました。ニコニコではゆりゆめPの名前でノベマスを投稿しています。百合が大好きです。
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百合男子
先日、MAGネットを見ていてその存在を知ったんです。
その名も『百合男子』!
男が主人公という前代未聞の百合マンガ!
果たしてその実体は、

百合を愛する男子高校生に焦点を当てた百合ライフ満喫マンガなのです!

コミック百合姫を愛読し、クラスメイトの女の子が二人で仲良くしていたら百合妄想に励んだり、とにかく百合を愛する男性視点の、全く新しい百合マンガ!
もうね、ゆりゆめPも思わず「あるあるw」と思ってしまう場面もいっぱいあるわけですよ。

でも、このマンガの主人公はとにかく百合が好きすぎて突き抜けてる所が凄いのです。
クラスメイトの女の子が、百合っぽい視線で他の女の子を見つめてるのに気づいて、「俺は味方だ!」など言って近づくも、

気持ち悪がられて思いきりグーで殴られたりw

百合を愛するが故に女の子を庇ってると、クラスメイトの男子から「お前、そうやってポイントを稼ぐつもりか!」と言いがかりをつけられたら、「俺がモテてどうする!」と返したり、百合が好きすぎて常人には到達できない領域まで達しているのですw

そんな風に百合が好きすぎて純粋だから、百合が好きなのに自分が男であるという事実に絶望してみたりとか・・・。
でもその苦悩ぶりは、読者から見たらコメディにしか見えないわけですがw
その他にも百合好きの同士を手に入れて安堵したり、百合好きの師匠と出会ったり・・・もう色々と最高なのです。
百合が好きな男性には色々と共感できるマンガなのですよ。


・・・しかし2巻はドラマCDが付いてない奴を買ったんだけど、CD付きを買い直すべきか?
悩むなぁ。
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まんがの作り方
本屋に行ったら、いつの間にか『まんがの作り方』の最新刊が出てたので買ってきました。




タイトルが”まんがの作り方”なんてなってますけど、バクマンのようなマンガ論的なモノでは一切ありません。
女性漫画家同士の、日常のやり取りを描いたゆるい感じの百合なのです。
でも、この作品は百合モノでありながら独特の雰囲気の作品なんですよね。
シリアスでもないし、百合である事の後ろめたさとかも一切ないし・・・。
ただ淡々と日常を描いているのです。
そこで育まれる百合・・・というのが、他の作品にはない独特な感じを出してます。

あとこのマンガの特異な所は、主人公はノーマルなんですよね。
主人公の川口明日香は13歳で漫画家デビューしたけど、その後パッとせずに現在フリーター。
19歳になったのを契機に、漫画家として再デビューを目指すことにするのです。
でも、彼女には描きたいテーマとかが何もないのです。
そこでふと、自分を慕ってくれるバイトの後輩(女の子)の森下と付き合う事にしたのです。
百合のマンガのネタ探しを狙って・・・。

まず、この時点で他の百合モノとは一線を画してますw
ノーマルな女性が、自分を慕ってくれる女の子を利用する形で付き合うって所からして、動機が不純すぎです。
だけど、このマンガはそんな展開をしていても、シリアスな方向には行かないんですよね。
その後、実は森下も高校に通いながら漫画家をやっている事を知って、ふたりはマンガを通して親密になってゆくのです。
森下も明日香が自分の事を恋愛対象として好きではないことはわかっていますが、好きな人と一緒にいるだけで幸せを感じるタイプなのです。
明日香も、そんな森下に慕われてまんざらでもない感じで・・・。

このマンガは、そんなふたりの微妙な距離感のまま、淡々と日常を描いていくのです。
百合モノでありながらも、ふわふわとした掴み所のない感じなのです。
そこがこの作品の魅力なんですよね。

うーん・・・上手く言葉に出来ない。
とにかく、他の百合マンガにはない百合が、このマンガにはあるのですよ!
オクターヴ
今回の百合紹介は、これです。


オクターヴ(5) (アフタヌーンKC)オクターヴ(5) (アフタヌーンKC)
秋山 はる

講談社 2010-08-23
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秋山はる『オクターヴ』です。
この作品には色々と衝撃を受けました。
ゆりゆめPの百合好みは、女の子同士のエッチなシーンよりも、ちょっとした仕草にドキドキしちゃうような、そういう甘酸っぱい感じが好きなのですよ。
りょうゆめで百合っぽい話は、まさにそんな路線ですしw

そんなわけで、百合好きにはバイブルとも言える『少女セクト』はちょっと合わなかったんですよね。
確かに『少女セクト』は女の子同士の百合なやり取りには萌える点は多いのですが、掲載雑誌がエロマンガ雑誌だったために無理矢理なエロシーンが多いんですよね。
せっかく良い感じで百合ってても、すぐにエロシーンが出てくるからちょっと萎えるというか・・・。
ぶっちゃけ女の子同士のエロは、そんなにえろく感じないしw
だからゆりゆめPの中では、百合に濡れ場は似合わないと思っていたのですよ。

『オクターヴ』は、そんな固定観念を打ち破ってくれた作品なのです。
エロシーンが自然な形で入ってくるし、何よりもエロいのですw
掲載誌が一般誌だから際どい表現はないですけど、女の子同士の最中のやり取りが生々しいというか・・・。
とにかく、えろい!
百合にエロは似合わないと思ってたんですが、『オクターヴ』はエロがあってこそ成立する作品という所が衝撃でした。

それにこの作品、百合というよりも普通の恋愛マンガのノリに近いところがあって、主人公のどす黒い感情をとにかく鮮明に描いています。
もう見てて痛くなるほど、ドロドロしてるんですよw
でもそこがまたいいのです。
そういうドロドロがあるからこそ、好きな人を強く求めてるから、エッチ自体に重要な意味が生まれてくるのです。
だからこそ、そのエッチは情熱的でありながらも、少し切ない感じがするんですよね。
そんな感じで、百合という世界に違和感なくエロを持ち込んだ作風が、ゆりゆめPの心を鷲づかみにしているのです。


主人公の雪乃は、売れなかった元アイドルなのです。
アイドルを辞めたあとは、所属していた事務所のマネージャー見習いとして働いています。
そんな風に夢やぶれた過去を引きずりながらも東京でひとり暮らしている時に、元ミュージシャンの岩井節子という女性に出会います。
最初は何となく不思議な人だなぁ、と思っていた雪乃でしたが、ある日節子に誘われるまま彼女に家にご飯を食べに行ったら、流されるまま彼女と共に一夜を過ごしてしまいます。
雪乃は恋愛経験こそなかったものの、同性をそういう対象に見る事なんて考えていなかったから、とにかく戸惑うのです。
でもやがて節子の好意の真摯さを知り、どんどん惹かれてゆくのです。
挫折を味わった寂しさを埋め合わせるかのように・・・。


こんな感じに、基本的に痛いです。
主人公はついつい周りにはいい顔しちゃうけど、黒い感情がどんどん溜まっちゃう性格なので。
雪乃と同じアイドルグループにいた子が、再出発して大ブレイクする展開とかもあるんですけど・・・そこがまたねぇw
雪乃自身は「応援してあげなきゃ」と思ってるんですけど、心の奥底では嫉妬が渦巻いているのですよ。
そういった矛盾した感情に葛藤しながら、自分の生きる道を必死に探っていくところがとにかく痛々しい。
そんな痛々しい状況の中、自分を必要としてくれる節子にどんどん溺れてゆく過程が、もう切なくてグッと来ます。

百合ってある意味ファンタジーな世界を描くジャンルだから、あまり生々しい感じのって少ないんですよね。
まあ、そこが萌えるポイントではあるんですが。
『オクターヴ』は、そういう百合とは逆ベクトルに位置する作品で、普通の恋愛マンガのようにドロドロな部分を前面に押し出している所がツボにハマりました。
しかもこういう方向性でも、ちゃんと百合を表現できるのが凄い。
ホント、色々と衝撃を受けた作品です。
エビスさんとホテイさん
ゆりゆめPは、その名の通り百合が大好きなのです。
せっかくブログをやっているので、ゆりゆめPのお気に入りの百合作品を紹介しようかなと思います。



エビスさんとホテイさん (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)エビスさんとホテイさん (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)
きづき あきら サトウ ナンキ

芳文社 2010-08-11
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百合アンソロジー『つぼみ』に連載されていた『エビスさんとホテイさん』です。
ええ、ゆりゆめPは『つぼみ』を毎号買ってますよ?
百合というと、だいたいが少女同士の純粋な心の交流を描いてるってイメージがありますが・・・。
これは珍しく社会人同士の百合なのです。
そして、かなりドロドロしてます。感情的にw

ホテイさんは大手企業の地方支社に勤めるOLさんなのです。
実家暮らしで、可愛いものが好きで、仕事はちょっと出来ないけど同僚のOL達と仲良くやってる一般職のOLなのです。
そんな中、仕事をバリバリ出来るエビスさんが本社から異動してきます。
エビスさんは本社の出世コースを下りて、わざわざ地方支社に一般職で異動してきた変わり者なのです。
彼女は「残業はしません」と言って、毎日定時に上がってしまいます。
当然ホテイさんを始め、周りのOLさん達には大ひんしゅくです。
でも、エビスさんは仕事が出来るため、定時に上がってもホテイさん達より成果を上げているのです。

ホテイさんは、そんな”できる女”のエビスさんが大嫌いでした。
周りのOLさん達をけしかけて、エビスさんをイジメたりします。
でもエビスさんはそんなイジメをものともせずに淡々と仕事をこなしてゆくのです。
ますますホテイさんのイライラは募ってゆきます。

そんなある日、ホテイさんはエビスさんの秘密を知ってしまうのです。
その秘密のため、エビスさんは本社の出世コースを諦めて地方支社に異動してきたことも。

その秘密を介して、エビスさんと親しくなってゆくホテイさん。
エビスさんの事は大嫌いなはずなのに、どんどん気になってゆくのです。
気が付いたら、いつもエビスさんの事を考えているほどに・・・。

ホテイさんは嫉妬しているのです。
何も考えずにOLをやっている自分とは違って、バリバリ仕事ができて格好いいエビスさんに。
しかもエビスさんはホテイさんと同い年なのです。
同い年なのに、エビスさんを見ているとどんどんみじめな気持ちになってくるのです。
やがてホテイさんの”嫉妬”という感情がどんどん膨らんで、ホテイさん自身にもその感情の正体が何なのかわからなくなってゆきます。

そしてホテイさんは気づくのです。


あたし達は『女同士』だけど、女だという以外何もかもちがいすぎて相手の事なんて全然わからない。
女同士だから余計にわからないのかもしれない。
『愛』なのか『憎』なのか、カードの裏表みたいに・・・。



この感情のすれ違いが、切ないですよね。
男女間の恋愛なら、立場も何もかも違うからお互いに折り合いを付けてやっていく事ができるんでしょうけど・・・。

ホテイさんは自己嫌悪に陥ったりもしながらも、どうしてもエビスさんの事が気になって仕方がありません。
それどころかエビスさん事が放っておけなくて、色々と手助けをしてあげたくなっていくのです。
ドロドロとした感情を抱えながらも、ホテイさんはエビスさんに惹かれてゆくのです。
そしてやがてホテイさんは自分の感情と向き合い、その”感情”がどう言った意味を持つものか気づくのです。


この作品の素晴らしい所は、ホテイさんの感情を丁寧に追っている所なんですよね。
エビスさんに対するドロドロした感情を抱えたまま、彼女にどんどん惹かれてゆくのです。
そのドロドロした感情の先に、彼女自身が本当の気持ちに気づくシーンなんか、もう鳥肌が立ちました。
人が人を好きになる瞬間って、こんなにも美しいものかと。

百合って女の子同士という特殊な状況の恋愛です。
その特殊さ故に抱えてしまう葛藤とか、それ込みで描かれるからこそ美しいと思うのです。
『エビスさんとホテイさん』は、葛藤どころか女性のドロドロした情念を上手く描きながらも最後は爽やかな読後感を与えてくれる素敵な百合作品です。
ホント、お薦めです!




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